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雑記帳「感懐」

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巌流島への誘(いざな)い

 3月から巌流島への船便が大増発となりました。

 時刻表はこちらをご覧下さい。
 
 巌流島は「決闘の聖地」と言われています。その理由はもちろん 1612年4月13日に宮本武蔵と佐々木小次郎がこの視まで決闘を行ったことに端を発していますが、その後、吉田松陰、坂本竜馬、斉藤茂吉、アントニオ猪木、マサ斉藤と各時代をあらゆる意味で戦い抜いた人が皆この島に訪れています。

 現在最もよく知られている巌流島から連想されるイメージは吉川英治の小説「宮本武蔵」の最後のシーンだと思われますが、ご存知の通り、現在 NHKで大河ドラマ「武蔵 MUSASHI」が大好評放映中で、ここに JR西日本の大々的なキャンペーンと関門地域に続々とオープンする施設群によって関門地域が一気に西日本有数の観光地となった感があります。 巌流島はその知名度としてはこれまでも下関でナンバーワンではなかったかと思われますが、島の大部分を民間企業が資材置き場として利用したことや、島そのものの観光資源としての有効性に疑問がもたれていたことから基本的にこれまで島に渡ることはできず、私自身も多くの方から「巌流島に渡りたいのだが」「巌流島を見られる展望台はどこに」などといった問い合わせを多数いただいていましたが、前述のような理由で「申し訳ないですが」と答えるしかありませんでした。

 巌流島の整備はこれまでも継続して実施されてきており、ゴールデンウイークには毎年島でイベントが開催されるなど、わずかに活用されていましたが、この関門ブームに乗り遅れてはならないと急ピッチで工事が進み、3月末に完了の見込みとなりそれに先立っての今回の3月定期便大増発となったわけです。

 巌流島に上陸する便には次の3つのパターンがあります。
(1) 関門汽船による定期便
(2) スペースクルーズによる周遊船
(3) 彦島からの予約制渡船

 (1)の周遊船は「ボイジャー」または「ダイアナ」というおしゃれなクルーズ船が使用されていて、日帰りあるいは一泊程度で関門地域を巡るスケジュールがタイトな方にはお奨めです。巌流島滞在が 20分のパターンと 45分のパターンがありますが、ここではぜひ 45分の便を選ぶことをお奨めします。45分あれば海岸に腰掛けて関門海峡の美しい風景をじっくり堪能することもできますし、徒歩 10分ほどでより見晴らしの良い展望広場まで海岸沿いの遊歩道を通って足を伸ばすこともできます。この展望広場には佐々木小次郎の像が建てられており、この 4月には武蔵の像が遅れて設置されることになっています。

 周遊船は船も豪華ですし、帰りの時間が決まっているのでその後のスケジュールを立てやすいというメリットがありますけれど、時間に余裕のある方は関門汽船の連絡船を利用してみてはいかがでしょうか。周遊船は周遊コースのひとつに巌流島が組み込まれていますので巌流島を離れなければならない時間が決まっていますが、関門汽船の渡船ならば1日6便を自由に利用することができますので、最短なら 45分程度の滞在時間となりますし、釣りなどしてゆっくり過ごすなら最長で 6時間程度も滞在することができます。

 先ほどの展望広場を通り過ぎてさらに 10分程度歩くと島の最東端の休憩所がありここからは小倉方面の風景を堪能することができます。ここまでの遊歩道がまたすばらしく、川のように流れの速い関門海峡に多くの小さな漁船が浮かび、その間を大型の貨物船がひっきりなしに行きかう光景が楽しめます。周遊船では時間的にこの休憩所までは足を伸ばすことができませんので時間に余裕のある方はぜひこちらの方法をお試しください。

 ちなみに、今の時点で島には売店などはありませんので、お弁当や飲み物は船に乗る前に用意してください。また、島にはゴミ箱がありませんのでゴミはそのままお持ち帰りください。また、4月になって整備が完了した後にお子様連れで上陸される方はちょっとした遊び道具を持っていくと芝生広場で楽しい時間を過ごせると思います。4月までは島全体が工事現場の様相で自由に使えるスペースも制限されています。

 とにかく、巌流島桟橋から少し歩いた海岸から見る関門橋方面の景観はすばらしいの一語に尽きます。関門地区を訪れた観光客の方にはぜひ訪れていただきたいと思いますし、地元の方も巌流島を訪れて自分の住む街の美しさを再発見していただければと思います。

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