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 投稿番号:103616 投稿日:2014年05月06日 05時34分21秒  パスワード
 お名前:空の青海のあを
骨粗鬆症のお話

コメントの種類 :生活  パスワード

ZAKZAKから:
http://www.zakzak.co.jp/health/doctor/news/20140427/dct1404270830002-n1.htm

[1]空の青海のあをさんからのコメント(2014年05月06日 05時35分48秒 ) パスワード


骨粗鬆症は“静かな泥棒” 「骨で人生は変わる!」(1)


2014.04.27

連載:ドミノ骨折を防げ メタボより怖いロコモ

 この欄で再三取り上げてきたが、ロコモによって引き起こされる骨折は時としてその人の人生を劇的に変えてしまう。日本イーライリリー株式会社の医療セミナー「骨で人生は変わる! 忍び寄る“骨粗鬆(こつそしょう)症”の恐怖とその治療最前線」(2月、東京)をリポートする。講演者は浜松南病院整形外科・リハビリテーション科副部長の梅原慶太医師。

 「人類にとって長生きは夢でした。それが実現したと思うと、今度は高齢化が社会問題になりました。その原因の1つが骨粗鬆症と考え、臨床医として努力しています」

 梅原医師は、加齢とともに人間の身長が縮み、腰が曲がり、つえをつくようになり、ついには車いすに乗る人間の一生を描いたスライドを見せながらこう説明した。

 「腰痛から始まり、腰を曲げて歩く前屈みの姿勢になり、バランスがとれないので、ひざに負担がかかりひざが痛くなる。前がよく見えませんので、その姿勢から顔を上げるために肩や首が凝る。呼吸機能も筋力も衰え、ついには大腿骨を骨折したりして寝たきりになります。その原因となる骨粗鬆症は、海外では“靜かな泥棒(silent thief)”と呼ばれ、知らず知らずに人間の大切なものを奪う恐ろしい病気です」

 梅原医師によると、人間の骨量のピークは男女ともに20代で、30代後半から加齢とともに減っていくという。

 「特に女性は50歳前後の閉経を境に急激に減っていきます。それによって骨折の危険性が高まるわけです。この骨量減少を加齢のせいと考えてしまうのは間違いです。骨粗鬆症は明確な病気と考えてください。病気ですので病院でよくすることができるのです」

 そのうえで、骨粗鬆症の定義を「骨強度の低下を特徴とし、骨折のリスクが増大しやすくなる骨格疾患」と説明した。「骨強度」とは「骨密度」7対「骨質」3で支えられているという。

 骨粗鬆症になると、典型的な4大骨折に見舞われる可能性が高くなる。「脊椎圧迫骨折」、「大腿(だいたい)骨近位部骨折」、「橈骨(とうこつ)遠位端骨折」、「上腕骨近位部骨折」で、


    背骨、手首、ももの付け根、肩付近の骨折だ。


 「問題は骨折しても気がつかない人が多いのです。3人に2人は自覚症状がないといわれます」

 そして何より怖いのは、「将棋倒しのように次々と骨折が連鎖して起きること」。骨折にとどまらず、内臓の病気まで引き起こしかねないという。骨粗鬆症にどう対処するかは、次回に続く。 (木村進)

 ■ロコモ ロコモティブシンドローム=運動器症候群の略。筋肉や骨などの衰えで歩行などに支障を生じ要介護リスクが高まる。予備軍含め4700万人が危機にある。
[2]空の青海のあをさんからのコメント(2014年05月06日 05時41分33秒 ) パスワード

「骨で人生は変わる!」(2) 身長が縮んだら要注意!!

2014.05.04

 日本イーライリリー株式会社の医療セミナー「骨で人生は変わる! 忍び寄る“骨粗鬆(こつそしょう)症”の恐怖とその治療最前線」(2月、東京)のリポート2回目。講演者は浜松南病院整形外科・リハビリテーション科副部長の梅原慶太医師だ。

 骨粗鬆症は4大骨折を引き起こし、その人の人生を劇的に変えてしまう深刻な病気だ。よくあるのは脊椎圧迫骨折だが、骨折した当人も気がつかない場合が多い。「3人に2人は自覚症状がない」とも。私の母もそうだった。ただの腰痛と思っていた。

 さらに恐ろしいのは、骨折は将棋倒しのように2度3度と連鎖して続けて起きる。私の母も最初の骨折から半年後、大腿骨頸部骨折で、寝たきりになってしまった。早いうちに骨粗鬆症が明確な病気という意識を持って治療することが大事だと、梅原医師は強調する。

 「初期症状は、身長の低下です。でも、普通、身長はそんなに測ったりしませんよね。女性は体重計にはよく乗りますが、身長はあまり測らない(笑)」と梅原医師。

 骨粗鬆症患者に身長を聞いて、その後実際に測ると、平均して3−4センチの差があったという。実生活で「物干しざおが高くなった」などと感じたら、自分の身長が縮んだのではと疑ってみた方がいいかもしれない。

 骨粗鬆症で引き起こされる骨折の中で深刻なのが、大腿骨近位部骨折だ。私の母は室内で転んで、身動きできなくなり救急車で搬送された。

 「非常な痛みを伴いますので、みなさん救急車で運ばれ、80、90歳になってこんな痛いを思いをするとは思わなかったとおっしゃいます。人生最後の大けがといっていい。それが3分間に1人と増えているのです。2−3日中に手術をしないと亡くなってしまう場合もあり、1年後に生きていられる確率は10−30%といわれております」

 よくある骨折の中で橈骨(とうこつ)遠位端骨折は、簡単にいえば転んで手をついたときに手首が折れる骨折で、比較的早い60代から起きる。梅原医師は「お知らせ骨折」と呼ぶ。「転んだくらいで骨折するということは骨粗鬆症が進んでいるからです」

 残る1つは上腕骨近位部骨折。腕の付け根付近の骨折だ。

 「大事なことは転んだから折れたのではない。本来骨は非常に丈夫な組織です。それが転んだくらいで折れた原因には骨粗鬆症が隠れていることにぜひ気づいてほしい」

 骨折はまさに治療開始のお知らせなのだ。詳しくは次回に。 (木村進)
[3]空の青海のあをさんからのコメント(2014年05月11日 22時55分32秒 ) パスワード

骨粗鬆症潜在患者に治療啓発を 「骨で人生は変わる!」(3)

2014.05.11

 梅原医師は、転倒して手首を骨折する橈骨(とうこつ)骨折を「お知らせ骨折」と呼ぶ。治療が必要なほど骨粗鬆症が進んでいると知らせているからだ。その知らせで現実に治療しているN子さん(71)のインタビュービデオが会場で流された。N子さんは手首の骨折の既往あり。その後、脊椎圧迫骨折もした。連鎖骨折だ。

 〈骨折したときは痛くて、何もできない。なんで私がと思いましたよ。仕事一筋でやってきて、唯一の楽しみのダンスも続けたいし、必ず治したいと思いました〉

 N子さんの話から、女性は何歳になっても若く美しくありたいと考えているのがよくわかる。

 「それだけ純粋に前向きに病気の治療と取り組まれる方が多い」と梅原医師。そして、日本人女性が骨粗鬆症である確率について、「50代は10人に1人、60代は3人に1人、70代は2人に1人」と明らかにした。ほとんどの女性はいざ骨折して「なんで私が」と思うが、実は70代では2人に1人が骨折予備群の骨粗鬆症なのである。

 「他人ごとではありません」と梅原医師。

 また、欧米諸外国では大腿骨近位部骨折が減少しているのに、日本では増加の一途をたどっていることも指摘した。

 「氷山の一角です。日本の骨粗鬆症の推定患者数は1300万人といわれます。総人口の約1割、東京都の全員くらいが患者数だが、実際に治療を受けているのは約200万人。潜在する患者の多くが、治療を受けていないのが、骨折の増加につながっています」

 潜在患者が治療するよう啓発が大事だと強調した。しかし、女性特有の考え方が検査の邪魔をしているのかもしれない。

 「美しく若くありたい女性にとって、病院で骨密度の検査を受けることは老いを認めることになるということで、ついつい検診を受けるタイミングを失いがちです」

 ここで鳥取大学、萩野浩教授のデータを引用した。「大腿骨近位部骨折後1年間の骨粗鬆症治療状況(65歳以上2328人)」で「治療している」がわずか19%という。

 骨折の原因は骨粗鬆症で、ほとんどの人が手術を受け、整形外科医が関与しながら、この数字は何を意味しているのか。

 「お恥ずかしいけどこれが今の日本の医療の現実です」と梅原医師。

 次回に続く。 (木村進)
[4]空の青海のあをさんからのコメント(2014年05月20日 08時56分34秒 ) パスワード

★「骨で人生は変わる!」(4)


低すぎる骨粗鬆症の治療率

2014.05.18
 医療セミナー「骨で人生は変わる! 忍び寄る“骨粗鬆(こつそしょう)症”の恐怖とその治療最前線」(主催・日本イーライリリー)のリポート4回目。浜松南病院整形外科・リハビリテーション科、梅原慶太副部長の講演だ。

 前回、欧米では減少している大腿(だいたい)骨近位部骨折が日本では増加の一途をたどっていることを、梅原氏は指摘した。そのわけとして、骨粗鬆症が治療の対象になっていない現実を挙げた。

日本の骨粗鬆症の推定患者数は1300万人だが、治療を受けているのは200万人。

しかも、65歳以上で大腿骨近位部骨折をした人の1年間の治療状況を調べた調査では、治療率が20%にも満たなかったという。


この人たちは骨折を治療するために、整形外科のお世話になっているはずなのに、骨折の原因である骨粗鬆症の治療は受けていないわけだ。


 「これが日本の医療の現実です」と、梅原氏はため息をついた。

 「脳梗塞や心筋梗塞の患者さんに医者は高血圧や高脂血症、糖尿病などその原因を治そうとするでしょう。ところが、整形外科分野では骨折の治療はしても、その原因である骨粗鬆症の治療まではしないという現実があります」


 「Stop at One!」を合い言葉に、骨折の連鎖を断つことが大事だと梅原氏は強調した。


 骨粗鬆症の診断基準は2012年に改定された。


ただ歩いていて転んだだけで骨折することを「脆弱(ぜいじゃく)性骨折」というが、
その中で椎体骨骨折か大腿骨近位部骨折なら即骨粗鬆症と診断される。


その他の脆弱性骨折は骨粗鬆症の判断基準である骨密度を示す数値YAMが80%未満で、
骨折なしの人でもYAM70%以下で、骨粗鬆症と診断されるという。

それまでは手首やかかとで骨密度を測る簡便な方法もあったが、
大腿骨近位部か椎体骨で測ると改められたという。


 厚生労働省がまとめた「介護が必要になった原因」(2010年)によると、1位は「脳血管障害(脳卒中)」21・5%、2位が「骨折・転倒・関節疾患」21・1%、3位「認知症」15・3%など。

骨折は要介護になる原因の僅差で2位。

その原因が骨粗鬆症なのである。
それだけ骨粗鬆症は重大な病気と認識しなければならない。
梅原氏の話を聞き、患者と医療者の意識が変わらないと、私の母のような骨折→寝たきりは減らせないのではないかと思った。

 次回に続く。 (木村進)
[5]空の青海のあをさんからのコメント(2014年05月28日 07時58分36秒 ) パスワード

これまで、がんの骨転移の治療やリハビリを専門的に行う施設は少なかった。それが近年、医療チームを作り対応する動きが始まっている。順天堂大学病院で中心的な役割を果たしている腫瘍整形外科医の高木辰哉准教授に、その動向を説明してもらった。

 ◇ 

 同病院の腫瘍整形外科医、病棟看護師、放射線科医、緩和ケア医、リハビリ医、歯科医らが会議を開き、医療チームとして骨転移患者の情報を共有する「骨関連事象カンファレンス(SREC)」を始めたのは2011年4月からだ。


 「骨転移は原発がんの種類、転移の場所、痛みの有無や骨折しそうかどうかなどで患者さんの状態が異なってくる。今でも多くの病院で、がんの骨転移に対する適切な対応が不十分であると思います」

 最も骨転移しやすいがんの種類は、肺がん、乳がん、前立腺がん。


放射線科、緩和ケアチーム、リハビリ科も積極的に治療やリハビリをしてあげたいと思っているが、依頼をする主治医自体にも温度差があり、意識が高くても具体的にどうしたらいいか分からない。

 同病院でも、乳がんの主治医から骨転移について説明を求められたのがカンファレンスを始めるきっかけだったという。

 「各専門科の先生らが直接、意見交換することで気心が知れて、お互いの考えが集約されていく。骨転移に対してはチームを作り、連携しながら治療やリハビリを考えていくことが重要なのです」

 本来、整形外科がもっと積極的に関わるべきだが、がんを扱う腫瘍整形外科医はごく少数しかいない。一般の整形外科医にも連携を呼びかけ、骨転移の医療チーム作り普及のために、順天堂大、東大、慶應大の腫瘍整形外科医の仲間が中心になり、昨年「東京骨転移フォーラム」という研究会を立ち上げた。

 「チームの中心になるのは、どの診療科の医師でもいい。ただ、整形外科医が加わった方がいいのは、骨が原因の疾患に詳しく、診断に精通するからです。例えば、患者さんが肩の痛みを訴えれば主治医は骨転移を疑うが、実際は肩関節周囲炎(五十肩)の場合もある。本当に骨転移かどうかの確定診断のフォローが大切です」

 高木医師は、骨転移の患者の中から5〜6症例をピックアップして、2週に1回カンファレンスを開催。週2回、15人前後の入院患者の病棟回診を行っている。

 次回は、治療・リハビリ内容を紹介してもらう。 (新井貴)
[6]空の青海のあをさんからのコメント(2014年06月02日 03時19分12秒 ) パスワード

【メタボより怖いロコモ】骨粗鬆症には2タイプの治療薬

★「骨で人生は変わる!」(5)
2014.06.01


医療セミナー「骨で人生は変わる! 忍び寄る“骨粗鬆(こつそしょう)症”の恐怖とその治療最前線」(主催・日本イーライリリー)のリポート5回目。浜松南病院整形外科・リハビリテーション科、梅原慶太副部長の講演の続きだ。


梅原医師は、なぜ骨粗鬆症になるのかを私たちにわかりやすく伝えるために、歌を歌い始めた。メロディーはヤン坊マー坊の天気予報である。


「僕の名前は骨芽(こつが)君 僕の名前は破骨君 骨芽細胞骨作る〜破骨細胞骨壊す 作る力と壊す力 壊すの速いとこつそしょう〜」

満座の拍手だった。


「骨の表面では、骨を作る骨芽細胞と骨を壊す破骨細胞が、常に競い合いながら、古い骨を壊しては新しい骨を作り新陳代謝を行っています。

この2つの細胞のバランスが崩れ、骨を壊す破骨君がまさってしまうと、骨粗鬆症になるわけです」


骨芽細胞が骨を作るのは「骨形成」、破骨細胞が骨を壊すのを「骨吸収」という。
このメカニズムをうまくコントロールすることが、骨粗鬆症の治療につながる。


現在、日本で治療に使われている骨粗鬆症の薬は大きく分けて2つあるという。
1つは骨形成促進剤で、もう1つは骨吸収抑制剤だ。


骨吸収抑制剤は、飲み薬から注射薬、それも毎日から月1回など、用法がバラエティーに富んでいるので、
患者のライフスタイルに合わせて選ぶことができる。
代表的なのは「アレンドロネート」と呼ばれる種類の薬剤だ。


一方、骨形成促進剤には2種類あり、
1週間に1度病院で注射するものと
毎日1回自宅で自己注射する薬剤がある。

自宅で自己注射するものが病院で週1回の注射より約2倍骨密度を増やす働きがあるという。
これらはテリパラチドと呼ばれる。


梅原医師は、それらの薬剤の中で、毎日自己注射するテリパラチド(商品名「フォルテオ」)について、話を進めた。


「アレンドロネートとテリパラチドの働きがどう違うか、
例え話をすると、

財布がピンチの時に給料がどんどん上がってお金が増える状態が骨形成促進剤で、
お財布がピンチの時に節約し出費を抑えるのが骨吸収抑制剤です。


それによって収入は減っても少し持ちこたえられる。
同じ骨密度を増やす薬でも、まったく違うわけです」


梅原医師は、ここにきて、アレンドロネートに限界が指摘されるようになったという。

詳しくは次回に続く。 (木村進)
[7]空の青海のあをさんからのコメント(2014年06月17日 13時27分39秒 ) パスワード


【メタボより怖いロコモ】骨を若返らせる「テリパラチド」

★「骨で人生は変わる!」(6)

2014.06.15


テリパラチドは自己注射で使う【拡大】


 医療セミナー「骨で人生は変わる! 忍び寄る“骨粗鬆(こつそしょう)症”の恐怖とその治療最前線」(日本イーライリリー主催)のリポート6回目。浜松南病院整形外科・リハビリテーション科、梅原慶太副部長の講演は、骨粗鬆症の治療の現状に話が進んだ。

 梅原氏は「骨の表面では、骨を作る骨芽細胞と骨を壊す破骨細胞が、常に競い合いながら、古い骨を壊しては新しい骨を作り新陳代謝を行っています。この2つの細胞のバランスが崩れ、骨を壊す破骨細胞が勝ってしまうと、骨粗鬆症になる」と説明、その主な治療薬には、骨を壊す骨吸収を抑制する薬と骨を作る骨形成を促進する薬があるとした。

 そして、「財布がピンチの時に給料がどんどん上がってお金が増える状態が骨形成促進剤で、お財布がピンチの時に節約し出費を抑えるのが骨吸収抑制剤。それによって収入は減っても少し持ちこたえられる。同じ骨を増やす薬でも、まったく違うわけです」という例え話で両者の違いを説明した。

 だが、骨吸収抑制剤の代表的な薬の「アレンドロネート」は広く使われているが、限界が指摘されるようになったという。

 「2012年に海外の権威ある医学誌に掲載された論文で、アレンドロネートを5−10年投与された患者の骨折抑制率が、投与を5年でやめた患者と同じだったのです。世界中の専門医がショックを受けました」

 さらに非定型骨折という別の懸念も指摘されるという。長期にアレンドロネートを投与された患者から、本来起こらないような大腿骨近位部骨折の例が見つかった。そのうえ、歯科医の世界で常識の顎骨壊死(がっこつえし)も指摘された。

 一方、骨形成促進剤はどうか。「テリパラチド(フォルテオ)」については、アレンドロネートと比べ、骨密度増加作用はほぼ2倍だという。

 「ただ骨密度が増えるだけでなく、微細構造が改善されて頑丈になります。テリパラチドには古い骨を壊して若返らせる働きがある」

 梅原医師は、(1)骨密度増加(2)微細構造改善(3)骨石灰化分布適正化という3本の矢で、大胆に骨を若返らせる“成長戦略”があるとした。

 だから、梅原医師はこの薬を骨折の危険性が高い患者にこそ使うことを勧めている。

 「低骨密度で、すでに骨折を起こしており、高齢で大腿骨頸部骨折の家族歴もある方にぜひ使ってもらいたい。お医者さんの中には重症の患者に使うと誤解している人もいますが、重症にさせないために使ってほしい」

 その治療効果などは、次回に続く。 (木村進)

[8]空の青海のあをさんからのコメント(2014年06月23日 15時25分53秒 ) パスワード

有効なテリパラチドの自己注射 「骨で人生は変わる!」(7)

★「骨で人生は変わる!」(7)

2014.06.22

連載:ドミノ骨折を防げ メタボより怖いロコモ
テリパラチドは1日1回家庭で自己注射する


 医療セミナー「骨で人生は変わる! 忍び寄る“骨粗鬆(こつそしょう)症”の恐怖とその治療最前線」(日本イーライリリー主催)のリポート最終回。浜松南病院整形外科・リハビリテーション科梅原慶太副部長は、骨粗鬆症の治療に骨形成促進剤・テリパラチド(フォルテオ)が効果的という。

 この薬の効果は(1)骨密度増加(2)微細構造改善(3)骨石灰化分布適正化が挙げられる。簡単にいえば、骨密度が増えるだけじゃなく、頑丈で若々しい骨構造になるという。

 梅原氏は「低骨密度ですでに骨折もし、高齢で大腿(だいたい)骨頚部(けいぶ)骨折の家族歴もあるような骨折の危険性の高い人に使ってほしい」と、重症になる前に使い、重症化を防ぐ薬と強調した。実際、腰椎骨密度が13・4%増加し、椎体骨折リスクが84%低下したという。ただし、難点が1つ。家庭での自己注射薬なのだ。

 梅原氏はK子さん(81)という患者の例を紹介した。大企業の元部長で世界を旅したキャリアウーマンで独身、嵐のファンという。2006年胸椎圧迫骨折で、骨吸収抑制剤・アレンドロネートを内服するが、08年腰椎圧迫骨折、翌年には別の腰椎圧迫骨折と、典型的なドミノ骨折に見舞われた。だが、テリパラチドを2年間投与すると、現在まで骨折なし。

 「通りで転んで救急車で運ばれたのが最初で、その後も骨折を繰り返し、もう老人ホームに行くしかないと申し込みました。最初は怖くて自分で注射できるかしらと思いながら、2年間続けたら良くなってきました」(K子さん)

 梅原氏は「既に骨折をした人の骨折発生抑制効果がハッキリ見られます」という。自己注射についても、K子さんは「針が細くてシュッと入ってすぐ抜けるので意外に怖くなかった」と話す。梅原氏は患者には「米粒ほどの長さで毛ほどの細さ」と説明するが、抵抗感は少ないようだ。患者アンケートでは「痛くない」の答えは68%、「痛いががまんできる」が30%だという。

 この薬を1年、2年と続けられた理由では、「検査データが上がり効果を感じる」が70〜80%で第1位、「思ったよりも簡単な注射だった」が2位、「自分でできることが自信につながりうれしい」との声もあった。

 「投与の早い時期から骨代謝マーカーが上がり効果が見えるのでヤル気スイッチが入るのでは? 骨折は直せると実感できる例が出てきています」と梅原氏は言い、骨折の連鎖にストップをかけられる時代になったと強調した。まさに骨で人生は変わる。健康長寿のカギといえよう。 (木村進) 


=この項終わり
[9]空の青海のあをさんからのコメント(2015年09月08日 21時33分00秒 ) パスワード

http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/163465


老いても避けたい「骨粗鬆症」 知っておくべき判定法と治療法


老親の健康について心配なことはいくつもあるが、そのひとつが骨粗鬆症ではないか。介護が必要な寝たきりは、親のためにも自分のためにもなんとか避けたい。治療の開始時期など知っておくべきことは何か?

「骨粗鬆症だからすぐに治療を始めるべきと言われた」という電話が母親(67歳)からAさんにかかってきたのは先月。その薬は長く飲み続けると骨折のリスクが高くなるため、3年くらいしか飲めないとのこと。

 すぐに検査結果をファクスしてもらった。「腰椎正面」の骨密度は0.937グラム/平方センチで、同年齢の平均と比較すると107%、若年成人平均値(YAM値)と比較すると84%だが、「大腿骨全体」の骨密度は0.568グラム/平方センチ、同年齢との比較は79%、YAM値は61%だった。

 東京都健康長寿医療センター臨床研究推進センターの森聖二郎部長(骨粗鬆症外来担当医)が言う。



「YAM値が70%未満になると骨粗鬆症と判定します。70〜80%未満は骨量減少。腰椎と大腿骨の2つを検査し、低い方の数字を採用します。ただし、骨折のリスクが高くなる『骨粗鬆症』を考える場合、骨密度だけでは測れません。骨密度はカルシウムの量なので、骨の硬さの指標になりますが、骨質はわからない。骨質のチェックも必要です」

 骨質は、糖尿病、腎機能障害、関節リウマチといった内科疾患があると低下する。まずは、これらがないかを知るべきだ。

 骨質の程度を測る検査はいくつかあるが、健康保険適用外や研究目的など一般的ではない。しかし、椎骨のレントゲンを調べると「骨質の情報」を取れるという。

「簡単に言えば、骨折しやすい骨かどうかがわかる。もちろん、現在すでに骨折が起こっているかどうかもわかります」


親がピンピンしているから骨折していない――と思うかもしれない。骨粗鬆症による背骨の骨折は、骨がつぶれて変形していくので、痛みがない。3分の2は自覚症状がないといわれているのだ。身長が縮んでいたら要注意だ。

 検査の結果、骨折がすでに起こっていれば、すぐに薬物治療になる。ビスホスホネート薬など骨の破壊を抑制する薬や、フォルテオなど骨の形成を促進する薬を用いる。比較的作用がきつい薬だ。

「ごく少数ですが、長期的に使うと“薬の影響による骨折”を起こしやすくなるという副作用があります。ただ、すでに骨折があり、骨密度のYAM値が70%未満の人は、治療しなければ10年以内に6人に1人が“骨粗鬆症による骨折”を起こします」

■家族歴でもリスクに差

 薬を3〜5年服用し、骨密度がよくなっていればいったんやめる。そうでなければ、メリットがデメリットを上回るため、継続服薬する。



 骨密度のYAM値が70%未満でも、レントゲンで骨折が確認されなければ、運動療法と食事療法で経過観察をするか、活性型ビタミンDや女性ホルモンの受容体の調整をするサームといった比較的作用の軽い薬を用いる。

「69%や68%といった70%に近い数字で50代以下なら、すぐに薬は使いません。年齢が60代以上だったり、YAM値が60%台手前なら、軽めの薬を飲んでもらいます。活性型ビタミンDなどは長期的に飲んでも大きな問題はありません」

 Aさんの母親は、幸いなことにレントゲン検査で骨折が認められなかった。週3回以上プールに通い、既往症はなく、食生活に気を使っていることから、運動と食事はクリア。年齢とYAM値から、活性型ビタミンDなどから始めることになった。

「骨粗鬆症のリスクは家族歴によって大きくなる。家系に骨粗鬆症の人がいれば早めに治療を行います。やせ形、喫煙・飲酒習慣がある人も骨折のリスクが大きいので早く治療を始めることがあります」

 重要なのは、骨粗鬆症の治療は、骨折を起こす前に始めなくてはならないということ。骨折してからでは遅いのだ。
[10]空の青海のあをさんからのコメント(2015年09月09日 07時42分36秒 ) パスワード

http://www.msn.com/en-us/health/wellness/80-things-your-body-says-about-you/ss-BBmaLz5?ocid=UP97DHP#image=60


身体が語るあなたの健康

60番目に骨粗鬆症について出ていました。


1. You're at risk for osteoporosis

お肌から骨が分かるって?
皺の多い人・深い人は骨密度も低いって?
エールの研究ですよ。

Your skin may actually be a window to your bones, according to a 2011 Yale study. Researchers looked at more than 100 women in their late 40s and early 50s who were in the first three years of menopause and found that those with the most and deepest wrinkles actually had the lowest bone density. (None of the women were on hormone therapy.) "Both bone and skin share common building blocks, a group of proteins known as collagens, which decrease in both as we age," explains study author Lubna Pal, MD, director of the Program for Polycystic Ovarian Syndrome & Menopause at Yale University School of Medicine. (Here are 12 simple ways to strengthen your bones for life.)
[11]空の青海のあをさんからのコメント(2015年11月20日 07時04分02秒 ) パスワード

わたくしの友人も40代ですが畳の縁に躓いて骨折しました。




http://healthpress.jp/2015/11/post-2119.html

2015.11.19.

骨折した観月ありささん、栗山千明さんも!? 40代女性の4人に1人が骨粗鬆症



先頃、自身のブログでブルガリのジュエリーとオートクチュールのウエディングドレスに身を包んだ写真を披露し、喜びいっぱいの結婚報告をした女優の観月ありささん(38歳)。ドレスからすらりと伸びた美脚と変わらぬスタイルには、感嘆の声が上がった。ところが今年8月、観月さんは足を疲労骨折。毎日のジョギングが原因ではないかとのこと。



 また、女優の栗山千明さん(30歳)は今年8月、雨に濡れた道路で足を滑らせ転倒し右脚の脛を複雑骨折。全治2カ月の大ケガを負った。「脛の骨を複雑骨折するなんて骨粗鬆症じゃないの」などとアンチファンは陰口を叩くが、真偽のほどは不明だ。



 さまざまな要因がからみあい、最近では高齢者ばかりでなく、子どもや若者の骨折リスクは無視できない件数となっている。たとえば、独立行政法人日本スポーツ振興センターのデータによると、子どもの骨折発生率は、2011年度には40年前の約2.5倍、20年前の約1.5倍に増えている。




女性に骨粗鬆症が多いワケは?

 日本骨粗鬆症学会によると、今から約10年前の2005年度の時点で、骨が劣化して腰痛や骨折を引き起こす「骨粗鬆症」患者が、総人口の約1割、約1280万人を超え、うち約980万人が女性だということが明かになった。しかも、40代女性の4人に1人という。現在では予備軍まで含めると患者数は2000万人超に及ぶとも言われている(発生患者数を割り出す疫学調査は長期間にわたりエリア別に人口割から導き出すきめ細かな作業による)。



 なぜ、女性に骨粗鬆症が多いのか。カギを握るのは女性ホルモンだ。更年期にさしかかる40〜50代にかけて女性ホルモンの一種であるエストロゲンの分泌量が減ってくる。エストロゲンは骨にカルシウムを蓄えて骨形成を促進する一方、骨からカルシウムが溶け出す「骨吸収」を抑制する大事な働きをしている。



 閉経と同時に急激にエストロゲンの分泌量が減り始めれば、当然、骨に与えるダメージは大きく強度や骨量(骨密度)も劣化してくる。さらに、骨が弱くなると骨折も増える。



骨量が目減りしてくる40代から検査を

 骨粗鬆症予防の啓蒙活動に取り組んでいる東京女子医科大の加藤義治主任教授によると「40歳になると徐々に骨量が減り始める。40歳を目安に、自分の骨の状態をチェックすべく骨粗鬆症の検査を」と検査の重要性を強調する。


 若い女性でも喫煙や飲酒の生活習慣がある人は早めの検査がお勧め。たばこは胃腸でのカルシウムの吸収を阻害して、女性ホルモンの分泌を抑える作用がある。そのため、禁煙者は骨量不足になりやすい。飲酒も胃腸でのカルシウムが吸収されにくくなる。そればかりかアルコールの利尿作用で、骨の主成分であるカルシウムが尿とともに排泄されてしまう。



      喫煙やお酒好きの女性は「転ばぬ先の杖」で早めに検査したほうがよさそう。
      骨密度検査法はさまざま、「骨折リスク評価ツール」で自己チェックも


 骨密度検査方法は、以下の4つが主な検査法だ。

@超音波法:右足の踵を測定器に乗せて、20秒たらずで簡単に測定できる。
AX線検査:主に背骨の]線撮影で骨の状態、骨折状態を調べる。
BDXA(デキサ)法:2種類のX線を背骨や太腿の骨、手首の骨などにあて、ほぼ全身の骨量を測ることで正確に測定できる。
C骨代謝マーカー:血液検査や尿検査で骨が形成や溶け出したりする「骨代謝」のバランスを調べて骨の健康状態をみる。


 骨密度の算出法は、骨密度=骨量÷面積(単位g/㎠)。骨量は20〜44歳の若年成人の平均値(YAM)と比較して診断される。YAM値が80%以上が正常値、70〜80%で骨量の減少、70%未満が骨粗鬆症と診断される。



 1回の骨量測定で正常値以内だとしても安心はできない。骨量の減るスピードはまったなしだから、定期的に検査をしよう。簡単な超音波法なら街の整形外科ですぐに検査してもらえる。


 忙しくて病院に行けないという人には2008年にWHO(世界保健機関)が公表した骨折リスク評価ツール「FRAX(フラックス)」*が役立つ。ウェブ上で骨折歴など必要事項を入力すれば、今後10年間に生じる骨粗鬆症の骨折確率(%)が算出できるというスグレモノだ。ぜひ試してみたい。


*http://www.shef.ac.uk/FRAX/index.aspx?lang=jp

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