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 全国のフク(河豚)の水揚げの7〜8割のセリがここ、南風泊(はえどまり)市場で行われます。南風泊市場は「下関市地方卸売市場南風泊市場」を正式名称とし、1974年11月15日に唐戸魚市場から分離しました。当時「唐戸ふく」は日本中に名を知らしめたふくのブランドでしたが、唐戸魚市場は早鞆瀬戸のど真ん中に位置するため漁船の接岸が危険で、また、次第に増え始めた大型トラックによるふくの陸送のための駐車スペースが確保できないなどの問題もあり、移転が決意されました。

 南風泊港は西廻り航路全盛の藩政の時代、帆船が風待ちをするために帰港した天然の良港で最盛期には数十件の船宿が並び福良と共に今からは想像もできない発展を遂げていました。

 セリは早朝3時から行われますが、なんと言ってもその特徴は上の写真を見ていただければ分かるとおり、アームカバーのような黒い布袋にセリ人と業者が手を突っ込んで「エーカー、エカ、エカ」のズ太いかけ声と共に業者の指先(金額を示している)をセリ人が握ることによって値段を決めるという「袋ぜり」です。
 なお、このセリは業者専門市となっていて一般の見学はできません。

1998年1月5日 トラフク初せり(同日読売新聞より)

 トラフクの取扱量で全国一を誇る山口県下関市の南風泊市場で4日未明、今年の初競りが行われた。
 三本締めのあと、「ええか、ええか」のかけ声とともに、競り人が手に持った黒い布袋を仲買人に差し出し、その中で値段を決める独特の「袋ぜり」でトロ箱に入ったフクが次々と競り落とされた。
 この日入荷したのはトラフクやマフクなど約30トン。うち最高級の天然トラフクは同県萩市沖の日本海でとれた7トン。ご祝儀相場を期待して今シーズン最高の水揚げ量となったせいか、キロ当たりの最高価格は昨年末とほぼ同じ2万2千円で、昨年の初競りより5千円安で取り引きされた。
 南風泊市場を経営する下関唐戸魚市場は「これまで水温が高く不漁続き。これから4月初旬までの漁に期待したい」と話していた。
 フクのほとんどは東京、大阪方面に出荷される。

 江戸時代に禁じられていたふくを伊藤博文が解禁したのは有名な話ですが、以下、「彦島あれこれ」より引用します。「藩制時代には「河豚禁食令」なるものがあって、表向きでは食べてはならないとされていた。この禁令を出したのは豊臣秀吉で天正15年(1587年)のことであるが長州藩では、河豚中毒で死んだらお家断絶と厳しかった。しかし、そのような禁令が守られる筈はなく、「河豚食わぬ奴には見せな不二の山」と詠んだ一茶の句がそれを証明している。海を持たない信州育ちの一茶でさえ賞讃した河豚を、その本場の長州で禁じても効果のあろう筈がない。この河豚禁食令を緩和させたのは、伊藤博文である。明治21年頃のことで、日清講和条約の舞台となった下関の春帆楼で河豚を食べた伊藤公が「こんな美味いものを食うなというのは間違っておる』と言って許したと伝えられている。しかし、幕末の豪商白石正一郎の邸に出入りの多くの志士たちは、もてなしで河豚を食べていたというから、伊藤博文もまた、春帆楼が初めてではなかったに違いあるまい。」

[News 2003.09.01]
 フグはえ縄漁漁船が出航しました。フグは一年中提供されていますがこれから天然物の本格シーズンが始まります。今回出港した漁船には約5000匹の稚魚も積み込まれているそうで、漁場の日本海で放流されるとの事です。稚魚の放流はこのあとに出港する漁船でも行われ、1シーズンで二十万匹以上が放流される予定になっています。

関連情報
 亀山八幡宮ふくまつり(読売新聞 2001/9/30)  
 ふくの初競り(読売新聞 2001.10.5)
 ふく供養祭(読売新聞 2002.4.30)
 南風泊の朝は戦場(読売新聞 2002.4.6)  

ふく供養祭
 2002年4月29日、毎年恒例の「ふく供養祭」が南風泊市場で行われました。この供養際は下関ふく連盟の主催で読経、焼香によってフクの例を慰め、稚魚を放流し来シーズンの豊漁を願うものです。稚魚の放流は小学生らによって行われるのが恒例となっていて、食卓に供された魚に感謝する気持ちを世代を越えて伝える努力が行われています。
 4月30日付の読売新聞下関版によると、2001年度のフク取扱量は3425トンで前年比15.9%増。売上高は64億4600万円でした。