彦島金ノ弦(かねのつる)岬灯台
彦島南部の灯台「金ノ弦(かねのつる)岬灯台」
この灯台は1871年(明治4年)にイギリス人技師によって浅瀬を示す日本で最初の「立標(りっぴょう)」として海峡の中にあった浅瀬に建てられました。大正時代になって浅瀬が撤去された際に現在位置に移設されその後灯台として活躍してきましたが、2000年6月にブイが設置されたことに伴い灯りを消して休止状態になっています。
金ノ弦と同時に山底ノ鼻、大山ノ鼻も建てられ、いずれも現存していますが、この金ノ弦は建築当時の石組みがそのまま剥き出しになっており、130年前の面影を強く残しています。
海上保安庁では誤認防止のために使わなくなった灯台は撤去する方針となっており、2001年度の予算に撤去費用が計上されていますが、2002年2月8日現在、日本の近代化の貴重な遺産であるとして下関市によって保存の可能性の検討が行われており、海上保安庁も解体を保留しています。
なお、映像の最後に遠景で写る灯台が山底ノ鼻灯台です。
撮影2001年12月23日