|
|
|
|
|
 |
|
 |
 |
 |
深夜にサンタモニカの桟橋で銃撃戦があったらしく
犯人は捕まったとラジオで聞きました。
サンタモニカは観光地ですが
最近不良達のたまり場になっていて時々銃撃事件があったりします。
今朝花火大会があったような音はしていませんでしたが
最近サンタモニカで花火大会があるという噂を聞きません。
夜８時になれば花火大会の全米中継があるのでそれでも「聞く」ことにします。
|
今日は祝日なのでバスは日曜運行でした。
３０分に１本です。
２０分も遅れて来て
更に車椅子利用者が乗って来たのでバスは更に遅れ
途中からバスは近道を取り出して（裏道を走ったのです）
結局は予定より３分遅れで空港のバスターミナルに着きました。
待ってた人がいたら困ったでしょうね。
日本のバスでもこういう走り方ってするのかしら？
|
今日のマネージャーが近寄って来て
「明子、昨日のマネージャーがおウチに電話を掛けて来た？」
と聞きました。
「知らない」
と答えました。
「電話が掛かって来ても、ネットで遊んでたから話し中だったと思う」
どうやら on-call の電話が掛かって来ていたらしい。
仲の良いエージェントにこっそり聞いたところ
昨日は人手が足りなくて私を呼び出して働かそうって魂胆だったそうです。
私ねぇ、顔作るのに３時間は掛かるって言ってあるでしょ？！
若い子と違っておばさんはスグには出掛けられないのよ！
ネットで遊んでて良かった！
でも、仕事場からメールで「すぐ出て来い」なんて言って来たら万事休す！
|
悪筆でナンバー１のオスカー。
誰も彼の筆跡は読めません。
約１０年一緒に働いている私でも未だに難解です。
今日はマネージャーが到着の仕事のブリーフィング・シートを
読み上げることになったけど書いたのがオスカーだからマネージャーには
読めない訳です。
「何なの、この mp って？」とマネージャーは立ち往生。
「それ、 m p じゃなくて VIP のつもり」と私が言いました。
皆で笑ったけど一緒に働く私はどれだけ泣かされたことか。
YAMAGUCHI と書いてあっても YAMAMOTO だったりして
（お願いだから自分だけが読める字を書かないでよね）
と喉迄出掛かってます。
でもオスカーと組む日はオスカーが全部やってくれるので
こっちは楽。
それで一応文句は言わないことにしています。
|
今日はＸ番目にエライ人が到着場係のエージェントに ramp office に
来て欲しいと言いました。
ここには仕事で必要なモノが収納してあるので
搭乗券やら税関申告書などをオフィスに運ぶようにと言ってるのかと思い
７０歳のエージェントのＨと一緒に行きました。
でも実際は搭乗券のツヅリがぐちゃぐちゃになってしまったので
整理して欲しいとの事でした。
搭乗券は１枚の長い紙になってＺ状態に畳まれていて
それを機械に入れて印字するのですが、こういうのってウッカリ落とすと
バラバラになってしまい、Ｚ状に折っていくのって面倒なのです。
これを何箱分やら引っ繰り返したそうで
到着係にやれ、とのことだったのです。
（こんな仕事、ウチのエージェントの中の１番の高級取りの
私とＨがすることじゃないのに）と思いましたが
非日本人エージェントは露骨に嫌な顔をして文句を言うので
結局はＨと黙って畳みました。
終わってからＨと「どうせゴミとして処分するんだから
ぐちゃぐちゃのまま捨てれば良いのにねぇ」とブツブツ言い合いました。
民族が違うとゴミの出し方も違うらしい。
|
この畳むのが終わってからＸ番目にエライ人がジュースを出してくれました。
椅子まで引いて呉れました。
このオフィスの中になんと寝袋が４００以上収められていました。
話には聞いていましたが
実際に寝袋のストックがあるのは知りませんでした。
寝袋は、フライトがキャンセルになった時、ホテルがどこも満室で
部屋が取れない時、乗客の皆さんにホテルのロビーで寝て頂く場合を想定して
４００以上ストックしてあるのです。
例えば地震などの災害で、ロス全体に緊急事態が発生した、などという時の為です。
ふぅ〜ん、さすが世界１の管理国家、やることが徹底してる、と感心してしまいました。
|
今日知ったこのオフィスの利用目的の１つ。
秘密会議をするらしい。
特にエライ人達の鳩首会議。
搭乗カウンターの裏のオフィスでは話せない内容。
５階の事務部屋でも話せない相談。
って事はナンバー１のエライ人以下エライ人達が集まって
エージェントのやらかしたドジの後処理？
う〜ん、私の名前も出たコトあるのかな？
|
今日のフライトは予定より１０分遅れでした。
理由はアメリカの法務省絡みで、不法入国目的の乗客を乗せなかったから。
最近アメリカの法務省は真剣に不法入国者をアメリカに入れないようにしています。
ですからロスに到着と同時に、降りて来る乗客には、パスポートを手に持って頂きます。
今日は成田でも同じようなコトをしているのだと知りました。
但し、成田では搭乗する時に、各乗客に手にパスポートを持って頂くのだそうです。
日本は警察が職務質問をして不法入国者を摘発していると以前書き込みましたが
アメリカの警察はしません。
その替わりアメリカでは法務省の入国管理局が担当しています。
ここ迄真剣に取り締まっているとは今日初めて知りました。
|
もう１つもっと驚いたお話です。
台湾の政治のお話。
台湾って政治が厳しくて
これは私達航空会社にも直接影響してました。
台湾の議会って男女入り乱れて殴り合いの喧嘩をすることで世界に知られてますよね。
|
今年５月の選挙で今迄野党だった側が政権を取ったことは皆さんご存じですか？
戦後台湾は反対派には弾圧がありました。
変なのを台湾に入れない為に
台湾の人でも海外在住台湾人には入国に際して差別がありました。
だからパスポート・チェックを失敗すると
１０年前はそのような航空会社は３日間飛行禁止処分なんて罰則がありました。
|
「３日間飛行禁止処分」というのは形骸化してるとは思いますが
パスポートの有効期限が６ヵ月を切れてると数千ドルの罰金です。
自分の国に帰国するのに（例えば）日本人は日本に帰国するのに
運転免許証でも（本籍地が書かれていますから）オーケーですが
台湾人はそういう訳じゃないのです。
台湾の国内で発行されたパスポートはＭ１２３４５６などの番号で
台湾国外で発行されたパスポートはＸ１２３４５６と一目で分かるのです。
で、Ｘパスポートの人は自分の国に帰るのにも台湾の許可がいるのです。
これをドジると数千ドルの罰金が航空会社に課けられます。
|
ところが５月の選挙の後、５月２３日以降らしいですが、
海外在住台湾人は自由に台湾に帰国出来る、
と＜早速＞法律が変わったそうです。
素早い対応ですね。
|
一応アメリカでもパスポートの有効期限が６ヵ月切れてる場合は
罰金の対象になるのですが、日本人の殆どは３ヵ月以内の旅行者が
多いので、あんまり真剣に罰金は課けません。
６ヵ月の有効期限のことで罰金を必ず課ける国は
インドネシアとマレーシアの２国になることでしょう。
でももう１国パスポートの件で厳しいのはオーストラリアです。
特に「ビザ」の問題でオーストラリアは罰金を課けまくります。
カンタス航空は搭乗手続きの時外国のパスポートはコピーをして
一応搭乗手続きをするけど
じっくりコピーを調べて搭乗寸前に断わるらしいです。
でも台湾の海外在住台湾人に対する差別が無くなったので私達の仕事はかなり楽になりました。
| 【 彦島を熱く語る！！一覧に戻る 】 |