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 投稿番号:100472 投稿日:2003年03月11日 02時02分11秒  パスワード
 お名前:服部 明子
江戸時代の日本の円周率は 3.125

コメントの種類 :書籍・文献  パスワード

日本の友人から送ってきた新聞記事より:


尾張藩の「御林奉行」の記録では当時使用されてた円周率は 3.125 だったそうです。

これは春日井市の稲垣家の記録からだそうです。
この稲垣家は尾張藩の御林奉行の下で実務を執っていた「御案内役」だったそうです。

御林から採取出来る薪の束数を村ごとに割り当て
量に応じて各村から徴税したことを示す記述があり
その中に円周率を応用して薪の束の体積を計算する方法が記されているそうです。

「松葉小木ヲ本束ニ見ル時
廻りニ廻りヲかけ長サヲかけ
12半ニ而テ割レハ
本束何ほどト見ル」

(束を円柱に見立て
周囲を2乗して長さをかけた値を「4π」の近似値の係数12.5で割って体積を導く。
円周率は3.125となる計算)
だそうです。

[1]服部 明子さんからのコメント(2003年03月11日 02時04分36秒 ) パスワード
  

御林奉行は現在の瀬戸市内に役所を置き
各地に指定した藩有林「御林」を管理してたそうです。
[2]服部 明子さんからのコメント(2003年03月11日 02時10分03秒 ) パスワード
  

同じ文書には
それぞれの御林から採取出来る束数が村ごとに記され
1束あたりの納税額も記されていた。


藩の収入源にもなる上
村人達に適度な量の薪を採らせて山林を管理していたのだろう

江戸時代こうして緑を守ったのだろう、と。
[3]渡辺靖敏さんからのコメント(2003年12月09日 22時28分54秒 ) パスワード
  

 新聞記事の出所である野田義光さんから、このページの存在を聞き、コメントを遅らせてもらいます。
 私は、小学校の教師で、この記事を「円の面積」の指導に利用させてもらいました。ただ、円周率3.125に着目したわけではありません。円の面積の出し方・考え方(12.5)に注目したのです。だって、円周=直径×3.14なんて知らなかったと思うのです。だから、円周は、円の周り。一抱えの長さに過ぎないと考えるのです。 
 また、円周×円周=正方形 これと、円の関係・12.5こそ追及すべき事だと思っています。
 この記事もうまく送れないとのこと。話は知りきれですが、「御林奉行に注目した者はいろいろいるよ」と言うまでのことです。
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